学生時代に頑張ってきた、実習やアルバイト。
その経験を、面接で「自分の強み」として伝えられますか?
「何を話せばいい?」「どう伝えればいい?」
「自慢できるような経験なんてしていないし」
今回は、そんなお悩みをズバリ解決!
採用担当者のリアルな声を交えながら、実習やアルバイトの経験を上手に伝えるコツを紹介します。
1 企業はなぜ実習やアルバイトの経験を聞くの?
企業へのアンケートでは、面接で実習やアルバイトの経験を「必ず確認する」「よく確認する」と回答した企業が、合わせて約7割を占めました。
【アンケート:実習・アルバイト経験を面接で確認しますか?】
では、なぜ企業はこうした経験を聞くのでしょうか?
【アンケート:実習・アルバイトの経験から企業が知りたいこと】
企業は、学生時代の経験を通して、あなたが「どのように仕事に取り組む人なのか」を知りたいと考えています。何を考え、どう行動し、周囲とどのように関わってきたのか。そうした話から、自社で働く姿や入社後の活躍をイメージしようとしているのです。
「すごい経験」にこだわる必要はありません。自分らしさが伝わるエピソードを見つけておきましょう。
2「頑張ったこと」は、身近な経験の中にある!
「頑張ったこと」と聞くと、大きな成果を出した経験や、誰かに褒められた出来事を探してしまうかもしれません。
でも、例えばこんな経験はありませんか?
- 失敗した原因を考え、次は同じミスをしないように工夫した。
- 計画を立てて毎日コツコツと課題に取り組んだ。
- 周囲の様子を見て、忙しそうな人を手伝った。
特別な出来事ではなくても、一つひとつを振り返ると、仕事への向き合い方や、自分なりに工夫したことが見えてきます。
「何を頑張ったか」がすぐに思い浮かばない人は、「最初はできなかったけれど、できるようになったこと」「困ったときに工夫したこと」から探してみましょう。
3 自分の経験をわかりやすく伝える!「PREP法」を使ってみよう
自分らしい経験が見つかったら、次は伝え方です。
企業は、「その人らしさがわかりにくい」と感じる例として、「具体的なエピソードがなく、抽象的な言葉ばかり」という点を多く挙げています。
経験や学びは、相手にきちんと伝わってこそアピールにつながります。「頑張りました」「成長できました」だけで終わらせず、実際にどんなことを考え、行動したのかを具体的に伝えることが大切です。
そこで役立つのが「PREP法」。
結論・理由・具体例・結論の4ステップで話を組み立てる方法です。
例えば、「実習で頑張ったこと」をPREP法で伝えると……
P|結論
私が実習で力を入れたのは、計画を立てて作業を進めることです。
R|理由
限られた時間の中で、任された作業を最後までやり遂げたいと考えたからです。
E|具体例
実習では事前に作業の順番を確認し、時間配分を考えてから取り組みました。予定より遅れたときは、残りの作業と時間を確認し、指導担当者に相談しながら計画を見直しました。その結果、時間内にすべての作業を終えることができました。
P|結論
この経験から、計画を立てるだけでなく、状況に応じて見直すことの大切さを学びました。入社後も、周囲に相談しながら、計画的に仕事を進めていきたいです。
ポイントは、立派な言葉で飾ることではありません。自分が実際に考えたことや行動を、具体的に伝えることを心がけましょう。
4 さあ、経験を振り返ってみよう!
まずは実習やアルバイトを思い出し、「頑張ったこと」「工夫したこと」「経験から学んだこと」を書き出してみましょう。何を考え、どう行動して、どんな結果や変化につながったのか。一つずつ整理して、伝え方を工夫すれば、何気ない経験もあなたにしか語れない「オンリーワン」のエピソードになります。
大切なのは、特別なエピソードを探すことではなく、自分の行動を振り返ること。実習やアルバイトだけでなく、日常の中で当たり前に続けてきたことや、工夫していることでも構いません。リラックスして、取り組んでみてくださいね!