夏の一皿、その向こう側

株

株式会社欽山

2026/07/02

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夏の一皿に「鮎の塩焼き」があります。 

夕食の席に、近づいてくる微かな炭の香り。
器に置かれた鮎は、尾を大きく反らせたまま、焼き上がりの熱を静かに残している。
表面に薄く吹いた塩が、灯りを受けて白く浮かび上がります。
箸を入れると、皮が小さく割れる乾いた音。
その奥から、ふっくらとした身と細い湯気がゆっくり現れる。
蓼酢を少しだけ添えると、立ち上っていた炭の香りは、すっと穏やかな輪郭へ変わっていきます。
窓の外が夕闇に包まれる頃。
部屋には、炭の余韻だけが静かに残っています。
 






欽山では、この「ほんの数分」のために、多くの時間をかけています。

鮎の大きさを見極めること。
炭火の加減を調整すること。
器との調和を考えること。
お客様の食事の進み具合に合わせ、一番美味しい瞬間にお届けすること。

どれか一つでも欠ければ、この一皿は完成しません。

だからこそ欽山では、一人の力ではなく、料理人、接客スタッフ、器を管理するスタッフ、施設を支えるスタッフ、予約や総務など、すべての部署が同じ方向を向いて仕事をしています。
誰かが主役で、誰かが脇役なのではありません。
目に見える仕事も、見えない仕事も、お客様にとってはすべてが「欽山」という一つのおもてなしです。
 


 

旅館の仕事というと、接客のイメージが強いかもしれません。

しかし実際には、お客様が感動する一瞬を支える仕事が数多くあります。

器を一枚準備すること。
館内を美しく整えること。
予約情報を正確につなぐこと。
料理が最高の状態で提供できるよう段取りを整えること。

その積み重ねが、「また欽山に来たい」という一言につながっています。





就職活動は、「何をする会社か」だけでなく、「どんな想いで仕事をしている会社か」を知る機会でもあります。
欽山が大切にしているのは、派手な演出ではありません。
目の前のお客様一人ひとりのために、見えないところまで丁寧にこだわること。
その積み重ねが、料理をより美味しくし、空間をより心地よくし、旅そのものを特別な思い出へと変えていきます。

一尾の鮎を味わったとき、お客様の記憶に残るのは、料理だけではありません。
その時間、その空間、そのおもてなしのすべてです。

私たちは、そんな「記憶に残る時間」を、一緒につくる仲間を待っています。 

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本社:兵庫県神戸市北区有馬町1302-4

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